下痢、嘔吐の患者さんが少し出て来ました。コロナ第3波も襲来しています。

例年インフルエンザに先駆けて始まることが多い、ウイルス性胃腸炎でしょうか?
今週に入って、下痢、嘔吐、発熱という方が少しずつ出て来ています。

コロナ対策でかなりインフルエンザは防げますが、
ノロやロタといった胃腸炎のウイルスは、非常に感染力が強く
今年も普通に流行するのではないかという印象を持ちました。

ちょっとした風邪もやはり増えて来ているので、寒さのこともありますが、気の緩みもあるかもしれません。夏場は第二波が来ていたので、まだ皆さん予防衛生意識が高く、アデノウイルスやヘルパンギーナ、手足口病など、とんとみませんでした。

先日、南埼玉郡市医師会の説明会の際だったか、会長の高木先生もおっしゃっていましたが、一箇所あたりのクラスターの規模が大きくなってきています。夏場は感染者が出ても単発で消えることが多く、なんとかヒトからヒトへのバトンを繋いでいたという程度だったのが、寒くなって、コロナウイルスも元気になっているというか、ブワーっと広がりそうな勢いです。
これまではマスクをして飛沫感染だけでも防いでおけば、かなり安全でしたが、冬はより接触感染、エアロゾル感染にも気を配った方がいいと思います。具体的には手指消毒の徹底と換気です。最近はスーパーの出入り口でアルコール消毒の順番を待つことはなくなっていて、少し慣れて来ちゃってるなあと心配しています。ここから冬場は、もう一段階気を引き締めて臨む必要があるでしょう。

忘年会や新年会も、やはりさし向かい以上に離れた席の方ができる6名以上とか、アルコールが入って夜の会になると、声も大きくなり感染のリスクが増えると思います。飲食の方には申し訳ないですが、今年はそのような会食は自粛すべきと思っています。

よしば診療所でも自分やスタッフが感染しないように、しっかり体調管理していきたいと思います。