コロナの診断、登録はご自分でもできますので、若い元気な方はご協力いただけるとありがたいです。

当院では、11月から先週土曜までの約40日間で200名弱のコロナ患者さんを診療しています。コロナの再診の方もいますし、検査で陰性の方、その他の風邪症状や肺炎の方などもいますので一日平均20名は発熱外来の患者さんを見ています。これから特に冬場はインフルも重なり、ますます頑張っていかないとと思っていますが、ワクチン接種や、慢性疾患の患者さんの診療もありますし、かなりきつい状態が続いています。

発熱外来にいらっしゃるのは、多くは若いお元気な方です。
症状の特徴は最初38度以上の熱、そのあとすぐ咽頭痛⇒咳となっていく方が多いです。高熱は3日くらいで落ち着き、おおむね一週間たつ頃には元気になっていますが、時々10日以上咳が長引く方がいます。

当院では疑い患者さんには抗原検査やPCR検査で診断し、対症療法のお薬の処方をします。例えば熱が高ければ解熱剤、のどが痛かったら炎症を抑える薬、咳が出れば咳止めなどで、おおむね薬局で購入できるような成分となります。
タイミングを見計らって来院してもらい、検査や説明は車のほうに出向いてやっていますが、どうしても待ち時間が長くなり、熱が高い場合などは布団で寝ていられないことがつらい場合もあると思います。

12~64歳で普段お元気な方は、ご自分で診断して陽性者登録し、そのまま自宅療養する選択もありです(必ずしも病院を受診しなくても大丈夫)ので、ご検討ください。

【方法】あらかじめ医療用の抗原キットや総合感冒薬をドラッグストアで買ってストックしておいてもらうといいです。周りに感染者がいて体調が悪くなってきたり、38度程度の熱が出てきたときにはご自分で検査してみてください。陽性だった場合

新型コロナ陽性者登録 – 埼玉県 (saitama.lg.jp)

こちらにてご自分でも登録できます。あとは7日間自宅で隔離生活をしていただくという流れになります。自宅療養中に体調がさらに悪化してしまったり、症状が長引く場合は、コロナ罹患中で登録は済んでいると一言添えて、診療申し込みのお電話をください。対処いたします。

やはり医療機関で見てもらいたいという症状がひどい方、不安な方は極力拝見しようと考えていますが、持病のある方や高齢者をしっかり診察する必要があるため、普段元気な方でお若い方は、よろしければご協力いただけるとありがたいです。