ピロリ抗体、見てみてください。

ピロリ菌が、胃がんの主な原因になることは皆さんご存知でしょうか?

1.がん健診や人間ドックで、慢性胃炎、萎縮性胃炎と書かれた方

2.胃潰瘍や十二指腸潰瘍を起こしたことがある方

これらのかたは、必ず、一度ピロリ抗体検査を受けていただくようお勧めします。
かかりつけの方には、こちらで上記に気が付いたときには、できるだけもれなく確認するようにしていますが、もしまだ受けていないという方がいたら、診察の時におっしゃってください。
また普段あまり病院に行かない方は、せっかく受けた人間ドックの結果を、そのままに放置している場合もあるのではないでしょうか?

ピロリ抗体は採血検査で簡単にわかります。

陽性だった場合、ピロリ菌の除菌とその後の成否確認も比較的簡単にできますので、是非やっていただくといいと思います。

夏風邪の手足口病、ヘルパンギーナだいぶ増えてきました。

梅雨寒で、どんよりした天気が続いていますが、
夏風邪はだいぶ増えてきています。

ヘルパンギーナと手足口病は、高めの熱が出て、のどちんこの周りにぷつぷつができて赤くなります。
小さなお子さんは、のどが痛いことを周りに伝えられないので、
食べさせると機嫌が悪い、食べたら吐いてしまう、よだれをたらしているなどが、のどが痛いときのサインです。
わがままで食べないわけではないので、叱らないでください。

診断は、特徴的なのどの所見、回りでの流行状況などで比較的簡単です。
ただ、これといった特効薬はありません。
ホームケアとして、口当たりのいいもので少しずつ食べさせてください。食の細いお子さんだと、高熱も相まって脱水になると厄介です。水分だけでもしっかり取りましょう。

それほど合併症が出ない軽い風邪なので、高い熱でも比較的元気はあると思います。
ホームケアで乗り切っていきましょう。

市内の幼稚園で、お子さんの感染症の講演をやってきました。

5.6月は、休診日の木曜でも学校健診、看護学校の講義などが重なってほぼフル稼働の時期です。

今週は、さらに園医をしている久喜中央幼稚園での講演を仰せつかったので
日ごろよく見ているお子さんの感染症のお話をしてきました。

大勢の前でしゃべるのはとても緊張する方で
このテーマでしゃべるのは初めてだったので、かなり念入りに準備をして
数日前には軽くスタッフの前でプレゼンし、
前日夜には、嫌がる息子の前でプレゼンし、
何とか本番うまく話をまとめることができたかなと思います。

子供のお父さんお母さんが、病気をみた時に
なにを考えるといいか、どんなホームケアができるか、
少しでも昨日の話で、安心して自信をもって対処する手助けになればいいなと思います。

かたや昨日の講演会中には、子供の中学校野球部の集大成の大会で準決勝が行われており、どうしてもいけなかったのが残念でした。でもいい試合ができたみたいで、息子も足掛け8年以上、腐らず地道によく頑張ったなって思います。

梅雨寒で喘息が悪くなる方が多いです

先週までは、ものすごく暑かったのに、週末から肌寒く雨も多いせいか
喘息が悪化して受診する方が多いです。

普段から気道粘膜にこっそりと炎症があって過敏な方は
このように大気が不安定になると、
急に炎症が悪化して、咳が増えたり、息苦しくなったりします。

こんなもんだと我慢しすぎず、相談していただければと思います。

週末にまた水痘が散見されます。

3月ごろに少し出ていましたが、また週末水痘がちらほら出ています。

今の園児さんくらいまでは、水痘の予防接種が定期接種ではありませんでした。
2016年3月以前に生まれたお子さんは、予防接種をしていない方も多いので要注意です。

水痘は、空気感染で同じ部屋にいればまずうつるといっていいくらい、感染しやすいウイルスですが、

感染者との接触後72時間以内にワクチンを打ってもらえれば、発症を抑えられます。
ご家族、お友達で感染の心当たりがある方はご相談ください。

連休中の休診について

診療所は、おおやけには暦通り連休となりますが、
30日のみは、かかりつけの慢性疾患の予約患者さんのみ診察する予定です。

改元はなんとなくおめでたい気分ですが、急な祝日追加の設定で、例年になくたくさんお休みがあり後ろめたい感じ、前後のばたばたなどを考えると、複雑です。

スタッフも全員はそろわないので、急患の方は基本的にはお受けできませんが、かかりつけでどうしてもの方は受診しても大丈夫です。
なお30日は、問い合わせの電話には対応しないことにしておりますので、希望の方は直接受診してください。

B型インフルエンザ少し出ています。

今週に入って、全く関係ない3名でインフルエンザBが出ました。

高熱の方も少し多い印象なので、気になっています
もちろん、1月2月のような流行ではないですが、高熱の場合にはもしかしたら・・・と思って、受診してもらえるといいなと思います。

また恐れていた水痘ですが、入学式の日に一名だけ罹患し、大体沈静化したようです。よかった~

新元号は令和ですね

昨日の新元号発表、”令和”になりましたね :-) 。私は頭文字Kで予想していたので外れ、診療所のスタッフもいろいろ考えていたのですが、だれも一文字も当たりませんでした 。”れいわ”、響きが女性的できれいな感じです。年齢計算など面倒なことも多い元号ですが、せっかくの日本の伝統なので、改まった場ではぜひ使い続けたいと思います。

さて、今回のクローバーだよりに載せた記事は予防接種のまとめです。新年度が始まりましたので、皆さん確認してみましょう。

【子供編】 まず、赤ちゃんに打てるワクチンがずいぶん増えました。0歳のうちに必ず済ませるものは、ヒブ(インフルエンザ菌)、肺炎球菌、B型肝炎、四種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ)、BCG(結核)ワクチンです。任意接種となりますが飲むワクチンでロタ(ウイルス性胃腸炎)も予防できます。1歳になると麻疹風疹混合、水ぼうそうワクチンがあります。任意接種ではおたふく、インフルエンザウイルスも出来るようになります。3歳になると日本脳炎が始まります。最近の赤ちゃんは一度に4本程度まで接種するので、私世代のお母さん方からするとびっくりだと思いますが、その都度次回いつごろどんなワクチンが打てるかをご案内していますので、それに従って進めてもらえればバッチリです。

育ってくるとついつい忘れてしまいがちですが、小4、小6でも日本脳炎や二種混合(破傷風、ジフテリア)が入りますので、しっかり受けてください。

【大人編】 以前から65歳以上の高齢者にはインフルエンザウイルスのワクチンが奨励され補助が出ていますが、数年前から新しく肺炎球菌ワクチンも補助が出るようになりました。5歳刻みで65歳以上の高齢者が対象となります。これまでの5年間実施で一回りしたため、今年からは65歳の方のみに絞るところだったのですが、まだまだ打てていない方が多いとのことで、今年度以降も一度も接種していない70.75.80・・・歳の方に引き続き補助が出るそうです。

また今のところ3年間限定ですが、1962年4月2日~1979年4月1日生まれの男性に抗体検査の上、麻疹風疹混合ワクチンの補助が出るようになりました。

また50歳以上の方には水ぼうそうワクチンを受けておくことをお勧めします。帯状疱疹の予防のためです。

ワクチンは煩わしいと思われがちですが、様々な感染症の予防、特殊なものとしては癌の予防にもなりますので、是非積極的に受けてください。

水ぼうそうが流行っています

3月中旬に第一陣で7歳のお子さんたちが数人受診されましたが

この週末にその方たちからの感染と思われる患者さんがまた数人見えています。一回予防接種を受けているお子さんもかかっている場合があります。

水ぼうそうは潜伏期が二週間くらいですので、少し間が空くのですが、空気感染でとても移りやすい感染症なので、要注意です。

久喜駅東側を中心として小学生の皆さんは、朝起きた時に体にぽつっと2,3か所で来ていたら、一日学校を休んで様子を見てもらうくらいのつもりで対応してもらえると助かります。週明け辺りまで第二陣の発症が心配です。

昨日新たに感染した場合は、第3陣として4月5日くらいから症状が出てくるのでそのころに特に気を付けてください。ちょうど学年最初の登園、登校と重なる時期なので休ませたくないのが人情だと思いますが、気を付けて観察してもらえると助かります。

尚、水ぼうそうは平成26年10月1日より定期接種化されており、それ以降に1歳になったお子さんは2回予防注射を受けていると思います。二回接種している場合は、非常にかかりにくいと思いますが、周辺地域の園児さんや、中学生のお子さんなども少し気を付けてください。

 

スギ花粉症の舌下免疫、効果ありです。

数年前から始まった、スギ花粉症の舌下免疫療法ですが、

昨シーズンから、錠剤のシダキュアというお薬が加わりました。
今シーズンこれまで患者さんの経過を見てきて、
これまでの薬より早く効果が出ていると実感しています。
まだ1年目なので、”それほど変わらないですよね?”と伺うと、
かなり食い気味に”いや、だいぶ楽なんですよ”と言ってくれる方がこれまでの薬より断然多いです。

実は、私の息子も花粉症がひどく(採血でクラス6と振り切れてます)、秋の終わりごろから始めていて結構やり忘れる日も多い(うちの患者さんの中では断トツで不真面目)にもかかわらず、今シーズンは楽そうにしています。シーズン初めは気を使って洗濯物を部屋干ししていましたが、最近は外に干しています。

今のところ新薬の扱いで二週間ずつしか処方できないため、治療している方には面倒をおかけしていますが、
この5月からは、長期処方ができるようになり慣れてきた方はさほど通院しなくて済むようになります。

スギ花粉で今絶不調の方は、シーズンが終わった夏以降にご相談ください。