連休前後、のんびりです

土曜日、今日と連休前後の診療所は、バタバタかなと覚悟していたんですが、意外とのんびりしています。
年末あれだけ流行していた胃腸炎とインフルエンザが小康状態のためですね。このままどちらも再流行しないといいなと思います。

こんな時には、ゆっくり高血圧や糖尿の患者さんともお話しできるので、普段の生活をよくお伺いして、分かっておくようにしたいと思います。

今週木曜日は、恒例のバラの手入れの日。坂野バラ園さんに来ていただいて一緒に、枝の剪定や寒肥をやります。すごく寒い日になりそうなので、私も風邪をひかないようにマスク、うがい、手洗いはしっかりして暖かくして臨みたいと思います。
来シーズン以降は、もう少し夏場の手入れもしっかりやって、きれいな薔薇が咲いてくれるように頑張ります。

 

 

新年あけましておめでとうございます

診療所は4日からやっておりますが、相変わらず風邪ひきさんが多いです。
大急ぎでない方は、午後の診療のほうがすいていますので、ゆっくり来てください。

季節に一回発行しているクローバーだよりも今回は改めてインフルエンザと胃腸炎を特集してみました。
転記しますので、参考にしていただけたらと思います。

インフルエンザは、ご存知高熱の風邪。高熱と節々の痛み、頭痛、寒気などが特徴で、あまりのどの痛みや咳、鼻水は出ません。ついさっきまで元気だったのに、急激に熱が上がってきてしまって、だるくてどうしようもないといった場合、インフルエンザ要注意です。今当院で使っている診断キットは、高熱が出てから6時間ほどすれば、ほぼがっちり検出してくれる優秀な相棒ですが、熱が出てすぐに検査しても陰性になってしまうことが多いので、慌てず一呼吸おいて受診してください。
今は、抗インフルエンザ薬があるのでそちらを使えば、比較的簡単に熱が下がります。かといって、予防接種を軽視しないほうがいいと思います。たまに、打ったのにかかってしまったという、こちらとしてはなんだか申し訳ない方もいますが、やはりそのような方は初診時でも比較的元気です。とくに、1~5歳のお子さん、75歳以上の後期高齢者、それ以外の年代でも肺の病気があったり、ステロイドなどを使っていて免疫が弱い方には、是非受けていただきたいです。

話変わって、ロタ、ノロウイルスの風邪についてです。これはいわゆるおなかに来る風邪で、胃の痛みや嘔吐で始まって、38度くらいの熱がぽっと出て、下痢が続くといった症状が典型例です。かかるとインフルエンザ以上にきついかな~と思います。お子さんがかかって、吐物や下痢便を処理したお母さんが、翌日から同じ症状になるケースが多く、インフルエンザと同じようにとてもうつやすい風邪です。家族全員やられてしまうこともあります。家庭用のキッチンハイターで除菌できますので、特に冬場は常備しておくといいと思います。
こちらは、赤ちゃんが飲むロタワクチン以外、予防接種がなく、これといった特効薬もないので、悪いウイルスを体外に出すため、ある程度出すものを出してしまわないと、かえって長くかかります。診療所では、吐き気止めや整腸剤などを出しますが、ホームケアが一番大事です。脱水症になるのが一番怖いので、何とか飲めるようになったら頑張って少しずつ頻回にスポーツドリンクを飲んでもらうのが大切です。大人で1日2リットル以上、子供でも1リットル前後は取りたいです。特に食事がとれなくて熱がある初期はさらに+500mlくらいは頑張ってもらいたいです。