徐々に患者さんが高齢化してきている実感があります

今日は本当に久しぶりにコロナ患者さんが出ませんでした。
インフルエンザとウイルス性胃腸炎はちょこちょこ出ています。

10年に一度の大寒波ということで、慢性疾患の方の外来も空いていて、のんびり診療できました。おかげで洗面所が寒いので心配とか、そろそろ胃カメラ検査を受けて来なくちゃですねとか、はたまたお孫さん生まれたんですねとか、最近運転免許更新できたんだよ(80代!)など、貴重なやりとりができました。忙しいときには”お変わりないですか?”としか声をかけられないので、時間のある時にはできるだけゆったりと話を聞かせていただきたいと思います。

最近だんだんと実感しているのですが、長くかかっていただいている方々の年齢が上がってきているので、少しずつ耳が遠くなったり、足腰が弱ったり、もうご夫婦の相方が他界され独居という方も少なからずいらっしゃいます。体調を崩されたり、認知症が心配になったり、一人になると不安ですよね。だんだんと介護が必要な状況になっていく場合もあります。
こちらもご本人のお話だけで十分に体調を把握しきれないこともありますので、もしもお時間が取れれば、80歳以上の方については、息子さんなり娘さんなりが付き添ってきてくださると、とてもとても助かります。今は同居の方は少なく、かなり離れた所に住まれている方も多いと思いますし、毎回とは言いません。あとは直接来院できなくても、親御さんとやり取りされている中でこちらに伝えておきたいことや聞きたいことがあったらノートに書いたり、メモを渡してもらったりしてもいいです。

今回のブログをお読みいただいた高齢の親御さんがいらっしゃる方は、お忙しい世代だとは重々承知しているのですが、お時間が取れたら一度ご両親の診察について行ってみてください。ぜひともお願いします!