市内の幼稚園で、お子さんの感染症の講演をやってきました。

5.6月は、休診日の木曜でも学校健診、看護学校の講義などが重なってほぼフル稼働の時期です。

今週は、さらに園医をしている久喜中央幼稚園での講演を仰せつかったので
日ごろよく見ているお子さんの感染症のお話をしてきました。

大勢の前でしゃべるのはとても緊張する方で
このテーマでしゃべるのは初めてだったので、かなり念入りに準備をして
数日前には軽くスタッフの前でプレゼンし、
前日夜には、嫌がる息子の前でプレゼンし、
何とか本番うまく話をまとめることができたかなと思います。

子供のお父さんお母さんが、病気をみた時に
なにを考えるといいか、どんなホームケアができるか、
少しでも昨日の話で、安心して自信をもって対処する手助けになればいいなと思います。

かたや昨日の講演会中には、子供の中学校野球部の集大成の大会で準決勝が行われており、どうしてもいけなかったのが残念でした。でもいい試合ができたみたいで、息子も足掛け8年以上、腐らず地道によく頑張ったなって思います。

梅雨寒で喘息が悪くなる方が多いです

先週までは、ものすごく暑かったのに、週末から肌寒く雨も多いせいか
喘息が悪化して受診する方が多いです。

普段から気道粘膜にこっそりと炎症があって過敏な方は
このように大気が不安定になると、
急に炎症が悪化して、咳が増えたり、息苦しくなったりします。

こんなもんだと我慢しすぎず、相談していただければと思います。

週末にまた水痘が散見されます。

3月ごろに少し出ていましたが、また週末水痘がちらほら出ています。

今の園児さんくらいまでは、水痘の予防接種が定期接種ではありませんでした。
2016年3月以前に生まれたお子さんは、予防接種をしていない方も多いので要注意です。

水痘は、空気感染で同じ部屋にいればまずうつるといっていいくらい、感染しやすいウイルスですが、

感染者との接触後72時間以内にワクチンを打ってもらえれば、発症を抑えられます。
ご家族、お友達で感染の心当たりがある方はご相談ください。