オミクロン株と3回目のワクチンについて

もう1月も半分過ぎてしまいそうな勢いですが、今年初めての投稿です。今年も皆さんの健康を少しでもサポートできるといいなと思って、頑張っていきたいと思います。

年明けから一気に増えたオミクロン株ですが、私たちはもうコロナを予防できる方法を知っています。外出時のマスク(人がいないところでは外してもOK、特にマスクを外して人と喋らないことは大切)、アルコール等での除菌、帰宅後の手洗い(個人的にはうがい、洗顔も有効と考えてます)です。風邪症状がある時には、家で休むのがエチケットです。
お店入り口でのアルコール消毒は、私自身も秋はときどき怠っていました。少し油断できていた部分を引き締めて、お互いに今一度徹底するようにしていきましょうね。

そんな中、やはり3回目のワクチンについては(感染を防ぐ効果は株の変異に伴って落ちているようですが)特に高齢者は重症化を防ぐと言った意味で早めに接種することは重要と思います。久喜市でも順次接種券が郵送されていて、自宅に届いた時点ですぐに申し込み可能です。
よしば診療所でも、2月から一般の方への接種を日曜を含め再開しますが、すでに外来の患者さんで”予約したわよ”と話してくれる方もおられます。枠は月、火、水、金は18名ずつ、土は6名、日は75名とたくさん作りました。ウイークデーはファイザーワクチン、日曜日はモデルナワクチンで登録しています。どちらもmRNAワクチンで効果に大きな差はないと考えています。

さらにもうじき外来でウイルスをやっつける、インフルエンザのタミフルのような薬も私たち開業医でも処方できるようになります。今は、どこの薬局でも在庫があるというわけではなく、処方時に患者さんの同意が必要だったり、適応の症例かどうかの厳格な申告や処方時の報告が必要だったりで、タミフルのように気軽に処方できるわけではないのですが、この武器があるとないとでは全然違うと思います。現在うちの診療所でも登録手続きを進めているところです。