今年から、注射ではなく点鼻でのインフルエンザワクチンが発売されることになりました。対象年齢は2歳から18歳となります。
生ワクチンで両方の鼻に噴霧しますが、
投与回数が一回でいいのと、痛みがないのがメリットだと思います。
よしば診療所でも採用しますが、まだ接種金額が決まらないので、わかり次第またブログにアップしますね
例年通りの注射での投与もなくなるわけではないので、
そちらを選んでいただいてももちろん大丈夫です。
今年から、注射ではなく点鼻でのインフルエンザワクチンが発売されることになりました。対象年齢は2歳から18歳となります。
生ワクチンで両方の鼻に噴霧しますが、
投与回数が一回でいいのと、痛みがないのがメリットだと思います。
よしば診療所でも採用しますが、まだ接種金額が決まらないので、わかり次第またブログにアップしますね
例年通りの注射での投与もなくなるわけではないので、
そちらを選んでいただいてももちろん大丈夫です。
ゴールデンウイークが終わり、よしば診療所も診療再開となります。最近は風邪も落ち着いているので、休み中に診てくださいといらした方はいませんでした。お天気も良く行楽日和が続きましたね。
休み中は、テレビや動画を見たり、庭の手入れをしたり、犬に会いに行ったり、ギターの小さな演奏会を聴きに行ったりで、かなりだらだらとしていました。息子は何回も誘ったんですが全然帰ってきませんで、寂しいもんです。こちらはしっかりリフレッシュしましたので、また頑張って診療にあたりたいと思います。
バラが、ゴールデンウイーク中に見ごろを迎えています。今年はほとんど一気に咲いてきました。風が強い日が多かったので、葉っぱがちぎれたり茶色くなったりしている株もありますが、一生懸命咲いてくれています。香りもいいので来院された方やお近くの方、通りがかりで是非楽しんでください。
コロナの間は、なかなか勉強会に行く余裕もなく
参加するといってもzoomでのリモートだったのですが
先日日曜は久しぶりに東京まで出かけて行っての勉強会でした。
リモートだとついつい真剣みが薄れるので、たまには時間をかけても現地での勉強会に行く方がいいなと思う昭和世代の私です。
便秘という病気は自分でも薬局で薬を買えますし、改めて何をというところもあるかと思いますが、深刻な病気のサインの一つだったりすることもあるので、注意が必要です。
例えば高齢者で急に便秘になった場合は、私は大腸がんは必ず気にしますし、表情などを見て甲状腺の病気やパーキンソン病などの神経の病気を疑ったりすることもあります。
今回の勉強会では、昨年便秘治療のガイドラインが改定となり、ここ何年かで新しい薬もいくつか出ているので、それらの使い分けについても確認してきました。
流れとしては、大腸を刺激して動かすものから、便を柔らかくして出しやすくするものへとなっています。大腸を刺激する薬は連用すると徐々に効果が出なくなり、必要量が増えてしまうこと、大腸粘膜が黒く変色してしまいますます機能が落ちてしまうことなどが問題となり、3.4日に一回どうしても出ない場合は使うにとどめる方がいいです。私もベースには便を柔らかくする薬を使い、それでも数日でなかったら一度刺激する薬のほうを追加して使いましょうとお伝えしています。
特に心配のない便秘ももちろん多いですが、痔になってしまうこともありますし、侮らず相談いただければと思います
コロナが5類となり、もうすぐ1年になります。
ウイルスは徐々に弱毒化して、しばらく咳が残るなどの方はときどきいらっしゃいますが
おおむね普通の風邪として、落ち着いてきた感じです。
私たち医療スタッフも、自分の身に不安を感じることなく診療にあたっています。患者さんの扱いはおおむねインフルエンザ並みで、引き続き発症日をゼロ日として5日間自己隔離していただく対応をお願いします。
診察ですが、これまではコロナを疑う方は車や屋外で待機していただき、検査や説明は院外で行ってきましたが、4月以降は院内にて検査、診察を行うことにします。診察室の方が、カルテも見ながら患者さんと相談できますし、一定の環境下でしっかり診察することができます。
ただし、これからも新規の感染症がいつ起きるかわかりませんので、風邪の患者さんと一般の患者さんのすみ分けは続けたいと思います。風邪の方は一般の患者さんを見ている時間は受診を控えていただき、電話での予約をお願いいたします。引き続き看護師が折り返し電話を入れさせていただき、自宅療養のアドバイスも差し上げるようにします。また発熱外来に見える方の中でも、高熱の方とそうでない方、下痢嘔吐の方と、待機場所を区別します。
4月からコロナ診療は公費の補助が終了し、普通の保険診療に変わりました。患者さんにとって大きく変わるのは、抗ウイルス剤の自己負担額です。これもこれまで公費でテコ入れされていた分、自己負担は抑えられていた(それでも3割負担の方で9000円)のですが、今後は3割負担の方で、15000~30000円と高額になります。重症化が不安な高齢、持病のある方は、こちらからお勧めしますが、それ以外の方は金額も考慮してご自分で服用するか判断していただく感じです。
まだこれがこの先ずっとというわけではなく、やってみて改善点があれば、変えていきチームよしばのベストを探りたいと考えています。受診のタイミングや、電話など引き続きご協力よろしくお願いいたします。
ここの所ニュースで麻疹が増えているとの話題がよくながれていますね。
こちらにも30代、40代の方から、ワクチン希望の問い合わせが時々来ています。
是非、受けてくださいと言いたいところなんですが、
こういう時に限って、というかなんだかこういう時にいつもって感じなんですが
ワクチンが不足しています!!泣
どうしても1歳、6歳の定期接種のお子さんは打たなくてはいけないので、
それ以外の年齢の方の分が、在庫に余裕がなく順番待ちで予約という形にさせていただいています。
あとは、自分がどれだけ抗体を持っているか?
これも自費にはなりますが、もしかするとしっかり抗体を持っていて打たなくても大丈夫な方かもしれないので
そちらの検査をまずやってみるというのも一つの手です。
流行っているとは言われますが、ほとんどは海外旅行からの帰国者で
国内では抗体を持っている方が多いことから、爆発的に増えている状況ではないので
焦らずお待ちください。
一昨日土曜日午後に、近所の西願寺さんで健康講話をしてきました。
テーマはずばり”元気に年をとりましょう”でした。
日本人の平均寿命は長いですが、何か具合が悪くなって介護が必要になる期間が平均10年ほどあります。できるだけこのギャップを埋めるための工夫についてお伝えしてきました。
1.筋肉や骨のこと
2.動脈硬化のこと
3.内臓の衰えのこと
4.脳の衰えのこと
普段こちらでかかりつけの患者さんにお話ししているような内容をぎゅっと1時間弱にまとめて、駆け足でのお話でしたが、皆さん熱心に聞いてくださいました。
私は慢性の運動不足で筋肉の衰えが目立ち、いろいろなところが痛いので、頑張って犬を飼って散歩しようかなと考え中です。犬を飼うとしたらしばらくはしつけやなれないお世話など犬中心の生活を考えないといけないので、お迎えするのは夏休みでと考えています。
この2月から、表題の通り後期高齢者の方にご家族のことを伺うアンケートをお願いしています。しっかりされている方やまだまだ元気な方も多く、ぶしつけとは思いますが、教えていただけるととてもありがたいです。
といいますのも、当院も気が付いてみれば開院して15年以上経過しており、しっかりされていた方があれ?と思うような話しぶりをされたり、物忘れの相談を受けたりすることも出てきました。耳が遠くなり、話す内容が入り組んでくると、うまく伝わらないこともあるかと思います。また、持病が悪化し、急に具合が悪くなられて何とかこちらに来ていただいたものの入院が必要で、病院に紹介するということもあります。
いつまでも頭もしっかり、体も元気でと行きたいところですが、どうしても少しずつ年は取ってしまうものです。
万が一に備え必要な時には、どなたかに速やかに責任をもって連絡をさせていただきたいので、いつかは誰かのお世話になることを想定し、なにとぞご協力をお願いいたします。
今年もあわただしく1年が過ぎて、なんと1月以降ブログの更新を怠ってしまいました。
その間に患者さんから、新しい話まだかな??とか、お忙しいですか??などと、期待の言葉を何度も受け取り・・・。
というわけで、年内の更新やっとこれで二回目でございます。
帯状疱疹の方が増えており、新しいワクチンも出たため予防を考える方が多いと思います。実は、帯状疱疹のワクチンには従来からある生ワクチン(お子さんが打っているもの)と、不活化ワクチンの二種類があります。どちらを選んだらいいか、私見ですがお伝えしておこうと思います。
まず、双方の利点欠点。
生ワクチンは、ウイルスの力を弱めた本物が入るので、免疫が弱い人は水ぼうそうにかかることがあります。がんや膠原病の治療をされている方などは向かないと思います。生ワクチンは従来かなり作用は強いので5年くらいは持つと考えていいと思います。一回接種になります。
不活化ワクチンは、通常は効果が弱めなことが多いですが、帯状疱疹の不活化ワクチンは効果の強さをうたっています。また10年ほど効果が持つといわれています。二か月開けての二回接種になります。
費用ですが、これは当院では不活化ワクチン二回で、生ワクチン一回の5倍くらいとなります。
なので、こちらでは元気な人でしたら生ワクチンをお勧めしています。
今日は本当に久しぶりにコロナ患者さんが出ませんでした。
インフルエンザとウイルス性胃腸炎はちょこちょこ出ています。
10年に一度の大寒波ということで、慢性疾患の方の外来も空いていて、のんびり診療できました。おかげで洗面所が寒いので心配とか、そろそろ胃カメラ検査を受けて来なくちゃですねとか、はたまたお孫さん生まれたんですねとか、最近運転免許更新できたんだよ(80代!)など、貴重なやりとりができました。忙しいときには”お変わりないですか?”としか声をかけられないので、時間のある時にはできるだけゆったりと話を聞かせていただきたいと思います。
最近だんだんと実感しているのですが、長くかかっていただいている方々の年齢が上がってきているので、少しずつ耳が遠くなったり、足腰が弱ったり、もうご夫婦の相方が他界され独居という方も少なからずいらっしゃいます。体調を崩されたり、認知症が心配になったり、一人になると不安ですよね。だんだんと介護が必要な状況になっていく場合もあります。
こちらもご本人のお話だけで十分に体調を把握しきれないこともありますので、もしもお時間が取れれば、80歳以上の方については、息子さんなり娘さんなりが付き添ってきてくださると、とてもとても助かります。今は同居の方は少なく、かなり離れた所に住まれている方も多いと思いますし、毎回とは言いません。あとは直接来院できなくても、親御さんとやり取りされている中でこちらに伝えておきたいことや聞きたいことがあったらノートに書いたり、メモを渡してもらったりしてもいいです。
今回のブログをお読みいただいた高齢の親御さんがいらっしゃる方は、お忙しい世代だとは重々承知しているのですが、お時間が取れたら一度ご両親の診察について行ってみてください。ぜひともお願いします!
当院では、11月から先週土曜までの約40日間で200名弱のコロナ患者さんを診療しています。コロナの再診の方もいますし、検査で陰性の方、その他の風邪症状や肺炎の方などもいますので一日平均20名は発熱外来の患者さんを見ています。これから特に冬場はインフルも重なり、ますます頑張っていかないとと思っていますが、ワクチン接種や、慢性疾患の患者さんの診療もありますし、かなりきつい状態が続いています。
発熱外来にいらっしゃるのは、多くは若いお元気な方です。
症状の特徴は最初38度以上の熱、そのあとすぐ咽頭痛⇒咳となっていく方が多いです。高熱は3日くらいで落ち着き、おおむね一週間たつ頃には元気になっていますが、時々10日以上咳が長引く方がいます。
当院では疑い患者さんには抗原検査やPCR検査で診断し、対症療法のお薬の処方をします。例えば熱が高ければ解熱剤、のどが痛かったら炎症を抑える薬、咳が出れば咳止めなどで、おおむね薬局で購入できるような成分となります。
タイミングを見計らって来院してもらい、検査や説明は車のほうに出向いてやっていますが、どうしても待ち時間が長くなり、熱が高い場合などは布団で寝ていられないことがつらい場合もあると思います。
12~64歳で普段お元気な方は、ご自分で診断して陽性者登録し、そのまま自宅療養する選択もありです(必ずしも病院を受診しなくても大丈夫)ので、ご検討ください。
【方法】あらかじめ医療用の抗原キットや総合感冒薬をドラッグストアで買ってストックしておいてもらうといいです。周りに感染者がいて体調が悪くなってきたり、38度程度の熱が出てきたときにはご自分で検査してみてください。陽性だった場合
新型コロナ陽性者登録 – 埼玉県 (saitama.lg.jp)
こちらにてご自分でも登録できます。あとは7日間自宅で隔離生活をしていただくという流れになります。自宅療養中に体調がさらに悪化してしまったり、症状が長引く場合は、コロナ罹患中で登録は済んでいると一言添えて、診療申し込みのお電話をください。対処いたします。
やはり医療機関で見てもらいたいという症状がひどい方、不安な方は極力拝見しようと考えていますが、持病のある方や高齢者をしっかり診察する必要があるため、普段元気な方でお若い方は、よろしければご協力いただけるとありがたいです。